去年は花が咲いたのに今年は咲かなかった。そんな経験をしたことはありませんか?
去年の自宅のコブシは、次女の誕生日に花が咲きました。
しかし今年は、こんな感じです。※娘の誕生日3月16日に撮影。
蕾らしいものがついていますが、全て葉っぱです。
そして、花を咲かせずに現在の様子はこちら。
去年はたくさん花が咲いたのに、今年咲かない理由が気になって調べてみました。
園芸チャンネルのカーメン君です。
動画によると、花が咲かない理由は5つあります。
日照
日照が足りないことにより、光合成が足りずその結果、栄養が足りていない。
年数
桃栗三年柿八年と言われるように、花が咲くまでに3年以上かかる種類もあります。
園芸店で、小さい苗なのに味がたくさんついていたり、蕾がたくさんあるような苗は、翌年は実や花が付きません。
理由は、栽培技術や薬を使って強制的に、実や花を付けているからです。
自然な開花ではないため、本来の実や花をつける力はない状態で強制的に成長させて出荷しているとのことです。
栄養
肥料は、窒素・リン酸・カリが入っていますが、実や花を付けるのはリン酸の影響です。
そのため、リン酸が多い肥料を選ぶと良いでしょう。
剪定
剪定をしなかった。もしくは剪定をしたから花が咲かないということがあります。
基本的に剪定は、花をつかせやすくするために行います。
花には、旧枝咲き植物と新枝咲き植物の2種類があります。
新枝咲植物は、その年に伸びた枝に花が咲く植物です。
その年に伸びた枝を剪定する事によって花が咲かなくなります。
旧枝咲き植物は、去年伸びた枝に花が咲く植物です。
多いパターンとして、冬に剪定をする事により、春に花が咲くはずだった枝を剪定してしまったというパターンです。
隔年結果
前年にたくさん花が咲いたり、実がなったりすると翌年は実が付かなかったり、花が咲かなくなったりする現象です。
たくさん蕾や実がついた場合は、次の年のことを考え、蕾を摘み、実を摘むことが大切です。
専門用語で、「摘果」や「適蕾」と言います。
たくさん蕾や実がついたら大きくなる前に、いくつか摘みます。
そうすることで、栄養分を来年に残すことができます。
庭の姫コブシが咲かなかった理由
私の庭の姫コブシが咲かなかった理由は、ただ一つ。
購入した苗はまだ花を付けるだけの成長をしていないため、生産者が生産技術で開花させた。
これだと思います。
来年の春は、購入して3年目です。
来年は、花が咲いてくれたらいいな。
7月8日 九州地方豪雨の中、花が咲きました。
梅雨のなか、1輪だけ季節外れの花が咲きました。
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