最近、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、自宅でできる趣味が流行している。
DIYであったり家庭用ゲーム機であったり、それにまつわる物でお店の品薄が続いている状態だ。
筆者も趣味はDIYと動画編集だが、DIYにしてもツーバイフォーという木材がホームセンターから売り切れている事があり、動画編集にしてもYouTubeで動画をアップしている関係上知人より、動画編集をしてYouTubeを開設してみたいと相談されることが多くなった。
モデルケースとして2名ほど簡単にご紹介するが、パソコンやスマートフォンにそこまで関心がない、いたって普通の方だ。
モデルケースの紹介
モデルケース1人目
30代男性 趣味はキャンプとフットサル。
自宅ではパソコンでほとんど作業をする事がない。
趣味のキャンプをYouTubeにアップしたいと相談を受ける。
モデルケース2人目
20代女性 スマートフォンのライブ配信からYouTuberを目指す。
普段よりライブ配信をしているが、YouTuberで動画配信をしたいと相談を受けた。
パソコンやスマートフォンにはあまり詳しくない。
ご紹介した2名モデルケースの方を見ると、どこにでもいそうなごく平凡な方だ。
この記事を読んでいただいている方の知人などにもこのモデルのような方は多いだろう。
それほど、動画編集を始めてみたいと考えている方は身近に増えている。
そこで今回は、Windowsでこれから動画編集を始めてみたいという方へ筆者の経験をもとに、紹介していきたい。
筆者は、WindowsとMac両方で動画編集を行っているが、今回Windowsパソコンで動画編集作業をすることに焦点を当てた理由は、2つある。
Windowsパソコンで動画編集作業をすることに焦点を当てた理由
※筆者の動画編集PC(Windowsの動画編集パソコンとM1 Mac mini)
1つ目は、初めて動画編集を始めようと考えた場合、もともと持っているであろうWindowsのPCで動画編集を始めようと考える事。(動画編集初心者がわざわざ、動画編集を始めるために高いMacを買わないだろうと想定した。)
2つ目に、動画編集を始めるきっかけとなる、YouTubeでは動画編集初心者でも動画編集しやすいソフトはよく『 Filmora(フィモーラ)』と紹介されている。
以上を前提として、実際に動画編集をしているYouTuberの筆者が、Windowsで動画編集を始めるとき、androidスマートフォンの方がiPhoneより効率が良いためいくつかその利点を紹介しよう。
動画編集に関してはandroidスマートフォンの方がiPhoneより優れている理由
1点目は、動画を撮影した後のファイルの移動がスムーズである事だ。
iPhoneとandroidスマートフォンの大きな違いは、SDカードの有無だ。
これがあると、動画編集作業をするときに大きなメリットとなる。
以下の写真は、iPhoneで撮影した動画をWindowsのパソコンにライトニングケーブルを使い転送した時の様子である。
いくつかの動画ファイルは、プレビューが表示されているが、プレビューが表示されていないファイルもある。
なぜ、このようなことが起こるかというと、撮影のファイル形式がWindowsに対応していない。
もしくは、転送途中でファイルが破損することが原因だ。
フルハイビジョンの60fpsの設定で15分ほど撮影した動画は2GBほどの容量となる。
その2GBのファイルを転送するとき、容量が大きいためかうまくいかない事がよくある。
また、ライトニングケーブルでiPhoneとWindowsのパソコンをつなげても、なかなかフォルダが表示されない。
(※筆者のライトニングケーブルは転送速度が速いUSB Type-Cだ)
動画ファイルがパソコンに転送できないのはストレスだ。
『 Filmora(フィモーラ)』でもこのようにエラー表示される。
その点、androidスマートフォンなら、撮影した動画を、SDカードに保存しPCのカードリーダへつなぐだけで完了してしまう。
すごくスムーズだ。
普段からiPhoneを使用されている方はこう思うだろう。
『AirDrop(エアドロップ)を使えばいいじゃない』
ご存じの方もいると思うが、WindowsのパソコンはiPhoneのAirDrop(エアドロップ)は使用できない。
AirDrop(エアドロップ)はapple製品同士のデータ転送をする仕組みなのだ。
そのため、私の友人は、YouTube用の動画を撮影するためにビデオカメラを購入した。
もちろんiPhone使用者だ。
2点目は容量の問題だ。
iPhoneは便利なのか、過去の写真や動画ファイルを機種変更しても同期するだけでずっと引き継がれる。
筆者は現在256GBのiPhone12miniを使っているが、残りの容量がなくパンパンだ。
(※筆者のiPhoneの使用容量)
筆者のiPhone歴は、iPhone4→iPhone5→iPhoneSE→iPhone7→iPhone8→iPhone12miniと使ってきた。
もうかれこれ10年ほどiPhoneだ。
もちろん10年前の写真や動画がiPhoneの中に引き継がれている。
そのため容量もパンパンだ。
iPhoneの場合、購入後容量を大きくすることはできない。
iCloud ストレージのサブスクリプションで毎月お金を払って容量を増やすことはできるが、賢い方はそんな無駄なお金は使わないだろう。
その点、androidスマートフォンは、SDカードさえ大容量のものを差し込めば解決だ。
初めからiPhoneの512GBを購入するよりも、大容量のSDカードをandroidスマートフォンに差し込む方が金額的メリットも大きい。
今回、Windowsで動画編集をするなら、iPhoneよりandroidスマートフォンの方が利点が多いことをご紹介したが、iPhoneよりandroidスマートフォンが優れている点はいくつもあるためその一部をご紹介しよう。
androidスマートフォンはiPhoneと違い、デザインやサイズの豊富であること。
本体代金もiPhoneより安い機種はたくさんあること。
オリンピックの時期にワンセグなどでテレビを視聴できるのもandroidスマートフォンの特徴だ。
Androidスマートフォンの中には、物理的にデュアルSIMを挿入できる機能を持つスマートフォンがあり、仕事と会社のスマートフォンを1台に集約することが出来たり、音声SIMとデータSIMに分けることで月々の支払いを抑えることも可能だ。
例えば、通話はdocomoで契約し、ネット通信は月間3,300円で900GBの『iVideo』を使うどの使いかができる。
是非、この機会にandroidスマートフォンを検討してみてはいかがだろうか?
今回紹介した動画編集ソフトはコチラ
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