Anker NanoIIは、Anker独自の「Anker GaN II」を搭載した、小型充電器です。
同じシリーズで3種類発売されていて、
30W、45W、65Wのラインナップがあります。
パッケージ
まずは、パッケージです。
パッケージに書かれている内容は、少しずつ違いますが、豪華にできています。
65Wには、Active Clamp Flyback電源回路が使われており、少しだけ電源効率を良くすることができています。
こちらの回路を使う事により、65W版はここまで本体を小さくする事が出来ました。
ただ少し重いですが。
重さの比較
次に重さの比較です。
30W版は47.3g
45W版は68.5g
65W版は116.9g
製品名に『Nano』と付いているので、小さくするというコンセプトですが、65W版は小さくはありますが重いものを詰め込んだ。そんな仕上がりです。
充電器の仕様とテストからの値
数字が小さい方が優秀な充電器です。
比較/ラインナップ | 30W | 45W | 65W |
価格 | 2,990円 | 3,390円 | 3,990円 |
重さ | 47.3g | 68.5g | 116.9g |
1W当たりの価格 数字が小さい方が優秀 | 82円 | 62円 | 60円 |
1g当たりのワット数 数字が大きいほうが優秀 | 0.63W/g | 0.66W/g | 0.56W/g |
1㎤あたりのワット数 数字が大きいほうが優秀 | 0.82W/㎤ | 0.83W/㎤ | 0.98W/㎤ |
個人的な感想 | 微妙 | バランスが良い | 優秀 |
実際の使い方
実際に、行ったテストですが、使用するパソコンの消費電力によって、結果が変わってくるため
画像は割愛します。
付属品のACアダプター150Wのノートパソコンでテストした結果です。
30Wのモデルは充電できません。
45Wは充電できました。バッテリーを充電しつつノートパソコンの必要な電力供給もできています。
※ノートパソコンの消費電力によっては充電できないことも起こりそうです。
65Wモデルは、充電しながら使用できます。
※重い処理を行うと45Wモデルも65Wモデルも充電できない場合がありそうです。
45W版か65W版か迷った時の選び方のポイント
ノートパソコンがグラフィックボードを搭載したゲーミングモデルやMacbookProの場合は65W版
純正の電源アダプターが45Wなら45W版
持ち運びをしなくて固定で使うなら65W版
このような選び方でいかがでしょうか?
参考までに
Lenovo ThinkPad X1Carbonの純正アダプターは45Wです。
Lenovo ideapad 330も15インチでありながら、純正アダプターは45Wです。
持ち運び用の一般的なノートパソコンなら45Wモデルでも充電できそうです。
今回紹介した製品です。
30W版はこちら
45W版はこちら
65W版はこちら
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